資産運用には○○が一番なんて無いという話
みなさんの周りには
「資産運用のプロ」と呼ばれる方はいますか?
以前私は外資系の大手生保に勤めていました。
私がいた営業所や、周りの環境が
とても教育や情報シェアが行き届いておりました。
その情報や知識の中で、生保会社の人間の口から出た
中立的な意見が役に立ったので書いていきます。
資産運用も大事なのは手段ではなく目的
周りの情報に流されないでください。
「今は○○がオススメ!」「みんなやり始めてる」
という話は耳を傾けなくて良いです。
その資産運用があなたの用途に適しているか
わからないからです。
資産運用したい期間でも区分けすべきですが、
今回は攻めと守りについて。
守りの資産運用
資産運用における守りというのは、
簡単にいうと、元本割れを起こすリスクが
極めて低いもので運用する形になります。
自己責任で投資するよりはるかに利率が低く、
下がる事もなければ上がる事もありません。
しかし、良い点もいくつもあります。
例えば貯蓄の途中で、本人が亡くなったとしても
代わりに家族が保険金を受け取れます。
また、大手になると保険会社が潰れる
という事態はなかなか起きにくいですが
万が一倒産しても、現代は契約は維持されるように
契約者が守られる仕組みになっています。
万が一があっても、自分の資産が守られる。
その代わり利率は低く、変動しない。
つまり、老後や消えてはいけない長期の資産運用に
向いているといえます。
逆に、短期で増やしたい資産には
向いていない運用方法だということです。
攻めの資産運用
守りに対して攻めは、簡単に言うと
株やFXなどなどの投資による資産運用です。
特徴は、高い利率を見込める上、
場合によっては投入額の何倍にも膨れます。
その代わり、100%保証されるものは無く、
場合によっては投入金が消える、マイナスになる
可能性が低く無いというリスクがあります。
なので、最悪消えても痛く無い部分の資産や
短期的に資産を増やしたい場合に向いています。
必ず残しておかないといけないような、
老後資金や介護資金を、確証もなく投資するのは
向いていないということです。
あなたが何の為に資産運用するか目的を確認する
目的にあってない手段を選ぶのはダメ
と言うつもりはありませんが、
あなたの得たい未来を描けるような手段か?
改めて確認した上で何事も挑戦しましょう。
あなたの理想を叶える為に、手を抜かない事!
かぶきんぐ