日本でお金を増やすのは至難の技?
以前の記事でも「投資でお金を増やしたい」
という人が増えているという話をしましたが、
実際に年利、月利や複利の話をしても
「ピンと来ない」という人も多いので
今回は利率に関する記事にします。
単利と複利を理解しよう
資産運用の中でも”単利”と”複利”のものがあります。
例える方が早いので原資100万、年利10%で
単利と複利で増やした場合の比較ですが
〜単利の場合〜
年利10%,原資100万円
1年目:100万✖️10%=+10万
2年目:100万✖️10%=+10万
3年目:100万✖️10%=+10万
4年目:100万✖️10%=+10万
つまり4年後は原資100万+40万ということです。
〜複利の場合〜
年利10%,原資100万円
1年目:100万✖️10%=+10万
2年目:110万✖️10%=+11万
3年目:121万✖️10%=+12.1万
4年目:133.1万✖️10%=+13.3万
つまり4年後は原資100万+46.4万ということです。
単利は原資にのみ利率が掛かり続けます。
複利は原資と増えた額の合算後の数字に利率が掛かり続けます。
つまり複利の方が増えるっていう話なんですが
長期的な資産運用を考えているなら複利がオススメです。
世に溢れている複利は何%くらいなの?
じゃあ企業は複利は何%のものを取り扱っているか
日本のメガバンクの定期預金:0.01%
定期預金に100万円を10年預けていても1000円程です。
他の銀行も0.数%以下の戦いで、
実は大手の日本の生命保険会社の積立貯金の保険も
時代の流れに沿って利率が下がっているためあまり増えません。
ゆうちょ銀行の学資保険に至っては貯蓄目的なのに
元本割れする、と業界では有名です。
実はどこに預けても今は増えにくい
批判したいわけではなく、どこもどっこいどっこい
今の日本では企業や銀行に預けて増えるなんて事は
期待しないでください。
というお話です。
だからこそ、投資に興味を持つ人が増え始めて
そこに漬け込んだ詐欺が増え始めて
テレビのニュースでも投資関連の詐欺のニュースが
取り上げられる事が増えましたね。
任せるな!任されるくらいになろう!
「投資をしよう!」
そう思い立ったなら、することは一つ。
自分で投資できる知的財産を身に付ける事!
任せるのではなく任されるくらいのほうがいいですね。
かぶきんぐ